引っ越し

こんにちは、みやびです。

もうすぐ3.11から１０年目を迎えます。

そして、この団地に引っ越して１０年
経つのです。

大震災から５日後の引っ越しは、異常
な雰囲気の中の引っ越しでした。

私は、今まで何度引っ越ししただろう
か。

１８歳で上京してきてから１２回は、
しています。

子どもたちに故郷がないと言われま
す。

夫の転勤で引っ越したわけでなく思い
つきで引っ越ししています。

計画性もなく、引っ越し貧乏を地でい
きました。

引っ越しの良いところは、整理整頓出
来ることです。

引越の度に要らない物を捨ててきまし
た。

娘たちには、落ち着かない思いをさせ
ましたが。

長女は、一人暮らしを始めて１０年で
す。

いま、暮らしているマンションが気に
入って満足していましたが１０年経ち、
思い切って住みたい所に移ろうかなと
言い出しました。

 東京の湾岸エリアに住んでいて、都会
生活を楽しめて楽しかったけれど、今
度は、もっと自然がある場所に移りた
いそうです。

引っ越しすることによって、意識が引
っ越しに向かうし、気分転換になると
思うので私としては、大賛成です。

候補の場所は、職場まで電車で1時間
かかります。

近くにスーパーがありません。

それでも娘の心は、引っ越しに向かっ
て元気になってきています。

いま、住んでいるマンションは、最寄
りの駅から徒歩何と1分！

雨にも濡れずに職場まで20分の場所で
した。

レインボーブリッジの夜景を眺めなが
ら近くを走ったりしていたそうです。

それでも10年住んだらもういいかなと。

引っ越しを考えているアパートは、最
寄りの駅から徒歩8分となっています。

太陽の光を浴びて駅に向かうのです。

それは、人間にとって良いと思えます。

鬱病の人は、太陽の光を浴びる時間が
少ないといわれます。

あきらかにいまの暮らしより不便にな
りますが娘が住みたいと思う場所で元
気に暮らしてくれることが一番と思い
ます。

新しいカーテンをつけて、リフレッシ
ュして精神的に辛い状況から抜け出す
ことが出来れば良いなと思います。

夫が亡くなって直ぐにボロのアパート
に引っ越すため、殆どの家具を娘た
ちと泣きながら捨てたことを思い出し
ます。

あのときだって、新しいカーテンを購
入してつけたのです。

あれから色んな事があったけれど、も
う娘には、辛いと泣いてほしくありま
せん。

新しい場所で笑って暮らしてほしいと
思うのです。

また、都会がいいなと思えば戻ってく
れば良いのです。

自由なのです。

生きていることを謳歌してほしい。

私もこれを読んでいる皆さんも！