愛するひとを見送って・・・

パートナーを失ったあなたに前向きに生きるためのサプリメント

3.11に思うこと

こんにちは、みやびです。

 

今から9年前のあの日、東日本大震災が
起きました。

 

私は、駅前の書店で働いていました。

 

14時46分、返品する本を持ってバックヤ
ードに向かったその時に激しい揺れが起
きました。

 

人生で初めての長くて激しい揺れに隣に
いた同僚の若い社員の女性と両手を握り
合いました。

 

生きた心地がしませんでした。

 

ようやく揺れが収まって店内を見渡すと
数人のお客様が床に座っていらっしゃい
ました。

 

私は、ハッとして店内で大きな声で皆さ
ん大丈夫ですかと叫びました。

 

天井から白い埃が落ちてきて棚から殆ど
の本が飛び出して床に散乱していました。

 

その異様な光景は、いまも脳裏に焼き付
いています。

 

その日から5日後に区営住宅に引っ越し
ました。

 

計画停電の噂もありましたが私の住む地
域は、行われませんでした。

 

電車も動いてませんでしたので部屋の鍵
を受け取りに区役所まで片道40分かけて
自転車を走らせました。

 

世の中は、震災と原発事故で暗い雰囲気
でしたが私は、高校生の次女との新しい
生活に向けたスタートを切ったのです。

 

つまり、私は、この区営住宅に住み始め
てもうすぐ9年が経つということになりま
す。

 

あのときもスーパーの棚には、お米もな
かった気がします。牛乳も並んでいませ
んでした。

 

夫が亡くなって3年目の3月に区営住宅に
引っ越したのですが実は、夫が亡くなっ
て引っ越すのは、3回目なのです。

 

夫が亡くなってすぐに知人の親が大家で
あるアパートに引っ越しました。

 

長女が社会人となったので家賃を半分出
すのでもっと広いアパートにと引っ越し
ました。

 

そして、区営住宅が当たり、3度目の引っ
越しです。同時に長女が一人暮らしを選
択しました。

 

 

夫は、東日本大震災も経験してません。

 

突然、震災によって伴侶を喪った人のイ
ンタビューがニュースで流されました。

 

朝、いってらっしゃいと見送り、その日
のうちに帰らぬ人になる悲しさ、理不尽
な思いは、私も経験しているのでニュー
スが辛かったです。

 

また、世の中がコロナウイルスの影響で
暗い雰囲気になっています。

 

生きていると本当に色んな事が起きます
がきっとまた光が射してきます。

 

私は、いま働いている職場の売り上げが
コロナの影響で半分くらいになり、時短
営業になりました。

 

時給で働いているのでかなりの収入減で
す。転職も頭に過っています。

 

私は、一人暮らしですので何とか支出を
抑えて様子を見ますがこれが一家の大黒
柱だと死活問題です。

 

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どうかこの局面を乗り越えましょう。

 

簡単ではありませんがどうかどうか前を
見ていきましょう。

 

苦しいときは、あなたの大切な人に正直
な気持ちを告げてください。

 

現状を教えてください。

 

かっこ悪いことではないのです。

 

あなたは、ひとつも悪くありません。

 

あなたの大切な人が苦しんでいたらどう
ぞ責めないでください。

 

一番の味方でいてください。

 

1人で良いのです。

 

自分のことを信じてくれる人がいる。

 

それだけで人は、どんな状況になっても
乗り越えられると思います。

 

たった一人の人にどんなあなたでも受け
止めてもらえるならばこんな幸せなこと
はないはずです。

 

これは、13年前の自分に言っています。

 

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