愛するひとを見送って・・・

パートナーを失ったあなたに前向きに生きるためのサプリメント

春のお彼岸に思うこと

こんにちは、みやびです。

 

もうすぐ春のお彼岸ですね。

 

皆さんは、亡くなったパートナーのお
墓参りにいっていらっしゃいますか。

 

私は、お彼岸を外した時期に行きます。

 

夫のお兄さんに出会いたくないからで
す。

 

夫が眠っている墓地は、桜の名所です。

 

春のお彼岸は、大勢の花見客も加わり、
かなりの人出になります。

 

夫が生きている頃は、夫の叔父と待ち
合わせしてお墓参りをして、帰りにお
茶するのが常でした。

 

いま、その叔父と夫は、同じお墓に眠
っています。

 

夫と死別して今年は14年目になります。

 

最近、夫と私は、どんな会話をしてい
たのか思い出せなくなっています。

 

子育ての会話をしたのか、食事の会話
は、どうだったのか、旅行の行き先を
決める時の会話は、どうだったのか、
全く思い出せません。

 

 

よく生まれ変わってもまた一緒にとい
う仲の良い夫婦のお話を聞きますが私
は、別の人が良いです。

 

夫と一緒になって今度は、自殺しない
ように気を付けて接することも出来ま
すがいまは、考えられません。

 

夫も違う人と出会いたいと思っている
のではないでしょうか。

 

こんなことを書くと冷たく思われるか
もしれませんし、悲しい気分になる方
もいるでしょう。

 

 

多分、死別して、13年の月日がそう
思わせるのかもしれません。

 

パートナーと死別してまだ日が浅い方
は、こんなこと考えるよりパートナー
の突然の死に納得いかなくてただただ
寂しくて悲しくてそして恋しい気持ち
かもしれません。

 

私もずっと彼は、何故自ら死を選んだ
のか、そればかりを考えていました。

 

置いていかれた惨めな気持ちもありま
したし、悔しい気持ちもあり本当に辛
い日々を送っていました。

 

それが夫と別れて10年目を超えた辺
りから夫との生活感も薄れていき、ど
んな会話をしていたのかも思い出せな
くなってきて、悲しい気持ちより、自
分の人生を再構築していきたくなった
のです。

 

 

一度きりの私の人生。

 

この世に生を授かり、いまこうして生
きています。

 

 

色々な事を乗り越えて、そして受け止
めて残りの人生を謳歌します。

 

いま、悲しくて、辛いあなたもきっと、
前を向ける時がきます。

 

 

その時、どんな状態でもそれは、失敗
でなくて生きた証なのです。

 

いま、悲しみのどん底にいても這い上
がれるときが必ずきます。

 

パートナーの人生と私の人生は、違う
のです。

 

出会いに感謝して私の命を大切にしま
しょう。

 

春は、もうそこにいます。

 

良い季節を心から受け止めましょう。

 

誰も悪くないといまは、思います。