春の出会い

こんにちは、みやびです。

4月になりました。

今年の４分の１が過ぎました。

今週２人の自死遺族の方にお会いしま
した。

１人は、２年振りにお会いしました。

ご主人を亡くされて４年目だそうです。

最初にお会いした時は、ご主人の死か
ら１年経過していなかったので話され
ているうちに涙ぐまれることが多かっ
たのですが今回は、随分お元気になっ
ていらっしゃいました。

転職もされて生き生きされていました。

私の再婚話に興味深々の様子でした。

私も主人との出会いを聞いていただき
話が弾みました。

３年前に初めてお会いした時には、お
互いのいまの状況が考えられませんで
した。

二人で時折、涙ぐみながら話しました。

私たちの伴侶は、自死した事実があり、
そのことを消し去ることはできないけ
れど過去の事として前を見て生きるこ
とが出来ているように思います。

時間が解決と言いますがある意味それ
は、本当だと思います。

もう一人は、私のブログを見てメール
くださった方です。

最近、ご主人を亡くされたばかりの方
です。

初めてお会いするので私は、ベージュ
のトレンチコートに黒のパンツですと
お知らせしましたがお互いにすぐにわ
かりました。

ファミレスに入りじっくりお話を伺い
ました。

ご主人を亡くされたばかりなのでずっ
と泣いて話されました。

私も当時を思い出して辛い気持ちが手
に取るようにわかりました。

先ず、私に連絡をしてくれたことに感
謝しました。

不思議な縁を感じます。

本来、出会うことがないはずの私たち
ですが共通の体験により向かい合って
話している。

私が知らない人だから話せる事もあると
思います。

三回忌までは、辛いし、寂しい。

私がそうだったようにあの時何故、彼の
話をきちんと聞かなかったのだろうとか
もっと優しくしていればよかったとか自
分を責めます。

病死と違ってある日、突然断ち切られて
しまう悲しみがどれだけのものか身体の
震えが止まらない感覚が聞いていて甦っ
てきました。

それでも必ず乗り越えることができます。

いまは、暗黒の中を彷徨っている感じが
するでしょう。

いつまで続くかわからない終わりが見え
ない苦しみに絶望を感じるでしょう。

食事も味がわからないでしょう。

自分が生きているのか、感情も湧いてこ
ず、時間だけが過ぎていきます。

それでもこうして私に会いにきてくださ
いました。

少しずつ、少しずつ。

あなたの存在に救われる人たちがいます。

頑張らなくていい。

泣き通しでいい。

私は、あなたに会えて本当に良かったと
思っています。