愛するひとを見送って・・・

パートナーを失ったあなたに前向きに生きるためのサプリメント

お久しぶりです

こんにちは、みやびです。

 

長い間、ブログから遠ざかっていまし
た。

 

4か月前に再婚して新しい生活が始ま
ると生活のリズムの違いなのか書けな
くなりました。

 

気持ちの変化ももちろんあるでしょう。

 

亡くなった夫のことを忘れたいという
わけではありませんが現在の夫との生
活を大切にしたい気持ちが書けなくな
っている要因かもしれません。

 

そんなある日、読者の方からメールを
頂きました。

 

「幸せになりたい、と思いつつ何が幸
せかわかりません」

 

その方は、ご主人を亡くされてまだ数
か月です。

 

私の14年前を思い出しました。

 

夫が亡くなった理由が知りたくて、青
森の恐山に出掛けてイタコさんに頼ん
で夫をあの世から呼び出してもらいた
いと思いました。

 

それでも夫がもしかしたら私を責める
かもしれない。

 

自ら命を絶った理由を聞くことが怖か
ったのを覚えています。

 

死んで申し訳ない、悲しませてすまな
い、そんな言葉が聞きたいのもありま
すが何となくその言葉より責められる
のでないかという気持ちが当時のわた
しにはありました。

 

夫の死に納得していないのでとにかく
理由が知りたかったのだと思います。

 

いま考えると例え、聞けたとしても到
底納得できる答えはないでしょう。

 

自死した人は、やはり咄嗟に亡くなっ
た方が多いのだと思います。

 

辛くて苦しい状況化でふと死を選んで
しまうのだと思います。

 

そこには、遺される愛する者たちの事
は、過らないのでないかなと思うので
す。

 

遺書に認める人もいますがその時間も
含めて異様な心理状態になっているの
だと思います。

 

私は、夫を亡くしてから2,3年は、四
国のお遍路さんに行こうと考えたり、
霊媒師の方に会いに行こうと(実際三
人の方にお会いしました)考えたり。

 

何故、何故と理由が知りたくてたまり
ませんでした。

 

私にメールくださった方も同じような
状況なのかなと思います。

 

幸せとは何か・・・。

 

言葉でうまく表せませんが私は、たった
一人の人を心から信頼できることでない
かなと思うのです。

 

子供でも親でも友人でもいざというとき
頼れて信じることが出来たなら幸せなん
だと思うのです。

 

そこには、損得なしの気持ちでいられ
る、自分が誰かのそんな一人になりた
いと思います。

 

夫を亡くして14年経ったいま思うの
は、自死遺族だから不幸なわけではな
いということです。

 

事実として耐え難い体験はしたかもしれ
ませんがそれだからずっと不幸なわけで
なく人生が失敗でもありません。

 

いまその事実だけを見つめればとても苦
しい中にいるかもしれませんが先に繋が
っていることがあるのです。

 

それは、悲しみを乗り越えた経験かもし
れないし、力かもしれません。

 

そんな幸せの形もあるのです。

 

ありふれた言い方ですが自死遺族という
立場を不幸だけと考えずに優しさとは強
さとは何かを考えるきっかけになると思
ってほしいのです。

 

それは、私たちの大きな力になると信じ
ます。