摂食障害

こんにちは、みやびです。

長女と何年振りかで一緒に暮らしてい
ます。

一緒に暮らすといってもマンションを
引き払ったわけでなく一時的に避難し
にきているのです。

夫が亡くなった年の暮れに長女は、過
食症に苦しんでいることを告白しまし
た。

過食症には、二種類あって、ドカ食い
したあとに吐くことを伴う排出型と吐
くことがない非排出型があります。

長女の場合、ドカ食いしたあとに自発
的にトイレで食べた物を吐きます。

過食症がまた再発したと言います。

今回は、早めに私に助けを求めてきま
した。

幸い、仕事は、リモートワークで出社
は、週に１度で良いと言います。

過食症は、精神的な要素が絡む病気で
す。

昔は、わがままな人がなりやすい、極
度なダイエットの後遺症等、かなりの
偏見がありました。

現在は、摂食障害は、かなり深刻な病
気であると言われています。

周りの家族も真剣に受け止めなければ
なりません。

病気になっている本人が一番辛いので
家族は、責めることなく一緒に伴走す
る覚悟を決めなくてはなりません。

一人暮らしをしていると夜中に食べた
くて食べたくてものすごい量を胃の中
に押し込んでしまうと言います。

そんな自分に自責の念が押し寄せて吐
いてしまうと言います。

コンビニでおよそ一人で食べる量でな
い位の食べ物を買ってきてしまうらし
いのです。

気が付いたら全部一晩で食べてしまう
のです。

お腹いっぱいで苦しいのに食べ続けて
しまうのです。

本来は、美味しい物を食べることは、
幸せで楽しいひとときなのに食べるこ
とが苦しみになるのです。

長女がいない時にそっとゴミ箱をみた
らコンビニの袋があり、その中身を見
ると菓子パンやサラダの袋がぎっしり
入ってました。

悲しいのは、それらは、全て、カロリ
ーが低いものを選んでいるのです。

カロリーを気にして低い物を買いなが
らドカ食いしてしまう。

泣きながら食べている長女の姿が浮か
び苦しい気持ちになりました。

摂食障害の人の自殺率は、高いのです。

私と暮らすことにより、夜中に監視し
てもらえるということ、食事を一緒に
食べることにより、精神的に不安にな
らないことかなと思っています。

もうすっかり大人の娘と布団を並べ
て寝ています。

正直、お互い、一人暮らしに慣れてい
たので親子といえども息苦しさを感じ
る時もあります。

それでももう家族を死なせない！

お父さん！

貴方の娘を守って！

実際は、深刻さをみせずにいたって普
通に接しています。

精神科専門医の水島広子さんの著書に
摂食障害から学ぶということが書かれ
ています。

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生き方を見直すチャンスを与えられた
ということ。

治っていく過程で、いろいろな気づき
がありますし、いろいろな力がついて
くる。

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娘と一緒に乗り越えていきたいと、深
刻すぎずにまた、一緒にいられる時間
を楽しみたいと思っています。