愛するひとを見送って・・・

パートナーを失ったあなたに前向きに生きるためのサプリメント

私は、死にません

こんにちは、みやびです。

 

自死で亡くなったパートナーに対して
皆さんが一番思うこと・・・。

 

それは、会って話がしたいということ
ではないでしょうか。

 

何故、自ら死を選んだのか聞きたい気
持ちもありますがいまの自分の気持ち
を話したいのではないでしょうか。

 

実際、自死遺族の中には、青森県まで
恐山のイタコさんに会いに行ったり、
私のように霊媒師さんを訪ねたりして
答えを求めたたりした方もいらっしゃ
るでしょう。

 

あの時のあの言葉のせいで夫は、死を
選んだのかもしれないと思ったり、も
っと優しい言葉をかけていたならと思
ったり。

 

 

いま、夫に会えたなら何を話そうか、
言葉に詰まるのではないでしょうか。

 

黙って、抱きしめるだけかもしれませ
ん。

 

私は、遺された悲しさを嫌というほど
体験しました。

 

私は、娘たちにこれ以上の悲しみを絶
対にさせてはいけないと生き抜く決心
をしました。

 

どんなに辛くても両親がいなくなる悲
しみだけは、子供にさせてはならない
と思いました。

 

娘たちは、大きくなっていましたが父
を自死で喪う体験は、異常なことだと
思うのです。

 

守ってくれるはずの父親が自死をして
しまった体験は、子供にどれだけのダ
メージを与えるのか、親として申し訳
ない気持ちでいっぱいです。

 

私は、遺された親の一人として子供た
ちのために普通の日々を与えるように
したつもりです。

 

とはいえ、ぼろのアパートへの引っ越
し、お金の不自由な思いをさせてしま
いました。

 

けれど、お父さんが亡くなってもなる
べく普通を演じていました。

 

私の職場での出来事を話したり、面白
おかしく話してみたりしました。

 

次女の高校受験が迫り、そのことが気
を紛らわせるのに良かったのかもしれ
ません。

 

心配してくれる友人たちに会ってラン
チをおごってもらったり堂々と甘えて
いました。

 

 

とにかく普通の日常を見せようとして
いたような気がします。

 

 

皆さんにお伝えしたいのは、泣くとき
に思い切り泣いた方が良いし、プロに
頼っても良いと思うのです。

 

プロのカウンセラーに話を聞いてもら
うのも良いと思います。

 

私は、思い切り泣くことをしなかった
ので立ち直りがもしかしたら遅かった
かもしれません。

 

今思い返してみますと普通の暮らしを
意識して、娘たちの心をわかってあげ
られていたのかわかりません。

 

とにかく、私は、死んではいけないと
それだけは、思ってきました。

 

遺された家族、誰一人欠けてなるもの
かとただそれだけ思って生きてきまし
た。

 

緊張感もありました。

 

あまりにも「」が身近になっていた
からです。

 

それを払拭するのに必死でいたような
気がいたします。

 

いま、ようやく本当の意味で普通に暮
らせている気がいたします。

 

夫にいま会ったら懐かしくてただ泣く
だけかもしれません。

 

久しぶりだねって。

 

会いたかったよって。