愛するひとを見送って・・・

パートナーを失ったあなたに前向きに生きるためのサプリメント

線引き

こんにちは、みやびです。

 

今年も残すこと一日となりました。

 

今年は、私にとりまして嬉しい年とな
りました。

 

次女の結婚もありました。

 

お父さんがいない次女は、母である私
と手を繋いでバージンロードを歩き、
最高の笑顔を見せてくれました。

 

お父さんが突然死んで、タンスにもた
れかかりながらハラハラと泣いていた
中学生だった女の子が自分で見つけた
幸せです。

 

すごく苦労した娘です。

 

親として心から嬉しさと感謝の体験を
させてもらいました。

 

そして、このブログを通じて何人かの
同じ体験をした仲間に出会えました。

 

はじめて出会ったと思えない不思議な
縁で繋がっている気がいたしました。

 

私の方が皆さんに助けられ、励まされ
ているようなやり取りが続きました。

 

本当は、こんな場でこんな形で出会い
たくなかったかもしれません。

 

それでも同じ体験をしたからこそ分か
り合えるのだと思っています。

 

皆さん、勇気を出して私にメールをく
ださってありがとうございます。

 

いつか皆様が落ち着かれて、そしてコ
ロナが終息したら、お会い出来たらい
いなと思っています。

 

 

お互いの悲しくて辛い気持ちを共有し
あい、散々泣いたら今度は、笑顔で美
味しい食事を頂きたいなと妄想してお
ります。

 

もう、二度とあの人とお話は、出来ま
せん。

 

それでも年月は流れ、私たちは、生き
ていきます。

 

当初の身がちぎれるほどの恐怖と悲し
みから自分の行き場のない気持ちが孤
独を感じさせ空虚な時間を過ごします。

 

パートナーが自らの命を絶ったのは、
もしかしたら私のせい?という気持ち
の中で自分もまともでないのかもしれ
ないという日々を過ごすことになりま
す。

 

でも最近、私は思うのです。

 

パートナーが亡くなったこととそれは、
自分のせいだと考えるのは、違うとい
うことです。

 

線引きが必要です。

 

自らの命を終わりにすると決めたパー
トナー。

 

それは、パートナー自身の決断なので
す。

 

あのとき私があんなことを言わなけれ
ばあの人は、死を選ばなかったのにと
思うでしょう。

 

でも残酷なようですがそれは、パート
ナーが選んだことなのだと思います。

 

私たちには、あまりにも理不尽で悲し
すぎる現実があったということです。

 

その事実を受け止めることが辛いので
す。

 

苦しみの時間が刻一刻と過ぎていき、
やがて自分は、生きていることに気づ
きます。

 

それは、遺された子どもがいるからか
もしれません。

 

人間本来の生きる力なのかもしれませ
ん。

 

いま、生きている自分を責めることを
手放してもう一度私の人生を生きてい
きませんか。

 

亡くなったパートナーの死を一旦、横
に置いて自分を許しませんか。

 

パートナーを許すことは、すぐには出
来ませんが自分を許すために未来を語
りませんか。

 

私たちの人生は、失敗したわけではあ
りません。

 

大きな喪失を体験した過酷な人生の途
中です。

 

これからその過酷な人生を乗り越え、
豊かな人生にシフトしていけばよいの
ではないかなと思うのです。

 

可哀そうな人生のままじゃ悔しいです。

 

私は、皆さんと共に未来を語っていき
たいなと思っています。

 

勿論、最初からは、無理です。

 

散々、泣いた後に少しずつ顔をあげて
いけたら良いかなと思っています。

 

今年は、出会いをありがとうございま
した。

 

皆様が少しでも元気が出ますように。