愛するひとを見送って・・・

パートナーを失ったあなたに前向きに生きるためのサプリメント

不思議な体験から思うこと

こんにちは、みやびです。

 

あなたは、サヨナラしたパートナーの夢
を見ることがありますか?

 

私は、夫が亡くなってから数回夢を見た
ことがあります。

 

懐かしいとかそんな感情はなく普通の生
活の一部として夫は、現れました。

 

長女は、最初の頃は、悪夢に悩んでいま
した。

 

お父さんが運転する車の助手席に乗り、
そのまま崖から落ちる夢など、怖い展開
に悩まされていました。

 

次女は、全く怖い夢は、見ないと言いま
す。

 

私は、一度だけ、不思議な体験をしまし
た。

 

主人が亡くなって一か月位の出来事だっ
たと思います。

 

家の電話が鳴りました。

 

はい、もしもし。

 

ザーザーと音がします。

 

もしもし。

 

お父さん?

 

電話の向こうがこの世と思えませんでし
た。

 

ザーザー。ザーザー。

 

何?お父さんでしょ。

 

どれくらい、受話器を握りしめていたで
しょう。

 

誰かのいたずら電話だと思いませんでし
た。

 

雰囲気があきらかに現世と違う感じがし
ました。

 

私は、普段、霊感がある方ではありませ
ん。

 

それでもあの時、私は、夫からの電話だ
と感じたのです。

 

夫は、何を告げたかったのでしょうか。

 

この話を自死遺族仲間にすると私も電話
があったとその方は、言いました。

 

全く同じ体験でした。

 

彼女もこの世ではないところからの電話
だったと言いました。

 

この話をすると頭がおかしいと言われか
ねません。

 

それでも世の中には、不思議な話がある
と思うのです。

 

私は、自分に都合よく解釈して、夫が最
後のお別れを言いたかったのかなあと思
うことにしました。

 

あれから不思議な体験は、ありません。

 

今では、夫とどんな話をしていたのかも
忘れてしまいました。

 

言えるのは、夫という男性と出会い、恋
をして信頼して結婚をしたという事実が
あるということです。

 

この世に生まれて生きてきた中で夫と暮
らした22年間は、確実に存在した時間
だったということです。

 

いま、私は、生きています。

 

過去にも生きていました。

 

そして未来も生きていきます。

 

過去の生きざまは、過去の出来事。

 

いま、そしてこれからを生きる私は、ま
た色々な出来事を経験するでしょう。

 

その出来事がどんなものであれ、二度と
ない思い出に変わっていきます。

 

貴重なこの時間を大切な思い出になるよ
うに失敗と思える苦しいことも隠すこと
なく面白がって生きていきたいと思いま
す。

 

誰かが評価することでなく自分がどう生
きるか、生きたかは、自分が決めること。

 

誰にも遠慮は、いらない。

 

自分の人生は、一度きり。

 

どう生きるかは、自分で決めていい。