いま話したいときに

こんにちは、みやびです。

旦那さんが亡くなって怒涛の日々が過ぎ
た頃、急に寂しくてたまらなくて誰かに
話を聞いてもらいたくなりました。

勿論、友人たちは、沢山話を聞いてくれ
ました。一緒に泣いてくれた友人もいま
す。

それでも誰か見知らぬ方に相談したいこ
ともあり、ネットで色々調べました。

カウンセリングを受けようと調べたら、
カウンセリング料金って高いのですね。

６０分、1万円は、します。

１度で済めば良いのですが継続になりま
すとかなりの出費になります。

1度、あまりにも辛いときがあり、いの
ちの電話（無料）にかけましたがこれが
繋がらない、繋がらない。

真夜中、明け方いつかけても会話中・・・。

世の中にこんなにも話したい、相談した
い、聞いてほしい人がいるのだと愕然と
しました。

前にいのちの電話連盟の代表の方とお話
しする機会があり、繋がらないことを言
いました。

先ず、２４時間、相談に対しての相談員
が圧倒的に足りない状況であること。

誰でも相談員になれるわけではなく、死
にたいと訴える人に冷静に受け止められ
る精神の持ち主であること。

相談員を養成中に挫折される方も多いこ
と。

事の重大さに気づかれるのだと言います。

言葉ひとつで逆に相談される方を追い詰
めることにもなるからです。

死にたいと思っている人は、言葉に非常
に敏感です。

お一人が平均して30分以上、話されるの
で途中で切るわけにもいかず、それでか
かりにくくなってしまいますとのことで
した。

代表の方がある電話に出たとき、相手の
男性がいまビルの屋上にいますと話され
たそうです。

いまから飛び降りようと思いますが最後
に人に話したいことがあると。

確かにビュービュー風の音が聞こえる。

代表は、風が強そうだけど寒くない？と
聞いたそうです。

私は、その話を聞いて相談員には、なれ
そうもないと思いました。

相談員のコツは、いまの電話の内容を引
きずらないようにすることと仰いまし
た。

死にたいの裏には、生きたいの気持ちが
あるわけで電話してくれたことへの感謝
の気持ちを伝えるそうです。

電話することってとても勇気がいること
だからだそうです。

代表の女性は、とても気さくな方でその
日は、鮮やかなオレンジの服を着ていら
っしゃいました。

明るい色を身に着けるようにしています
とのことでした。自分自身のためにだそ
うです。

悩みを持つ人は、身近な人にかえって言
えず、知らない人だからこそ本音が言え
るのです。

私は、よりそいホットラインにもかけま
したが繋がらず、結局、最初の一時間
は、無料の民間のカウンセラー協会に電
話したりしました。

あと、お坊さんでご自分のお寺で無料に
てお話をきいてくださる方もありまし
た。

伴侶を亡くした方、家族を亡くした方が
集まる分かち合いの会も全国に無数存在
します。

それでもいま急に話を聞いてほしいとき
に繋がれる場所があれば良いなと思いま
す。

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よりそいホットライン

☎０１２０－２７９－３３８

２４時間（年中無休）

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それでも繋がらない、寂しいときにどう
ぞみやびまでご連絡ください。