魔の30分

こんにちは、みやびです。

今日、仕事帰りの電車に乗っていたら
車内アナウンスが流れた。

「ただいま人身事故が発生いたしまし
たので暫く停車いたします」

車内のあちらこちらでため息が聞こえ
る。

事故か・・・。

自殺か・・・。

「ただいま救護活動しております」

ふと、以前の人身事故発生の時に駅で
すれ違った人から聞こえた言葉を思い
出した。

死にたい奴は、勝手に死ねばいいけど
飛び込みなんて迷惑だよな。

確かにその通りかもしれない。

NPO の代表にお聞きした話ですが死を
考えている人は、常に死を意識してい
るわけではないようだ。

死にたいと生きたいは、表裏一体で、
魔の30分があるという。

死にたい気分にどうしても駆られてし
まう時間があるというのだ。

例えば、フッと電車に飛び込もうとした
ときに側にいた赤ちゃんが泣きだしてハ
ッと我に返る人がいるという。

駅でホームに鏡が設置されているのを見
かけることがある。

電車に飛び込もうとするときに鏡に自分
の姿を見るのだ。

そこで我に返ることがあるらしい。

自殺予防の鏡だと教えてもらった。

魔の30分・・・。

主人は、一人決行したのだ。

刑事さんが言うには、主人は、ケータイ
を見ながら亡くなったようだ。

ケータイの待ち受け画面は、次女の笑顔
が写っている。

主人と次女は、ウマが合うというかとて
も仲が良かった。

家族4人でディズニーランドへ行っても私
と長女、主人と次女で別行動になったり
した。

この世を去る最後に主人は、次女の笑顔
を見て何を思ったのだろうか。

次女の笑顔は、魔の30分から抜け出す術
にならなかったのだろうか。

どんなに苦しくても辛くても貴方には、
誰よりもの味方がいたんだよ。

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いま、辛いあなたへ・・・。

もしかしたら家族に囲まれていても孤独
な気持ちになっているのかもしれません
ね。

もう頑張ることに疲れたあなたへ。

休んでください。

そして、誰かに心の中を吐き出してくだ
さい。

それもできないとき、思い出してほしい。

急がなくても私たちは、必ずこの世から
去ります。

あっという間です。

人生は、短いのです。

もう12月です。ついこの間、お正月だっ
たのに。

人生は、バラ色とは、言いません。

人生は、期待したすごいことは、起きな
いかもしれません。

人に裏切られることもあるでしょう。

嫌なことを言われたり、儲けられなかっ
たり。

それでも自分だけは、自分の味方になっ
てあげてほしい。

どんなに格好悪くてもいいから。

生きているだけですごいこと！

生きているだけですごいこと！

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いま、あなたに伝えたい。

同じ時期に生きていてくれてありがと
う。

あなたは、一人じゃない。