愛するひとを見送って・・・

パートナーを失ったあなたに前向きに生きるためのサプリメント

助けてほしい

こんにちは、みやびです。

 

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13日のNHKスペシャル

「若者たちに死を選ばせない」

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ご覧になった方もいらっしゃると思い
ます。

 

昨年、10代、20代で自死した方が
日本で3298人。

 

例年より2割も増えたということです。

 

この番組に私がかつてお世話になった
自殺対策支援センターライフリンクの
清水さんが出演されていました。

 

ライフリンクを設立された当初は、中
高年の男性の自殺が多かったように思
います。

 

あれから様々な対策が施行されて中高
年の自殺が減り、年間3万人以上の方
の自死が約2万人に減りました。

 

清水さんも10年を目処にライフリン
クを閉じようと思っていたはずです。

 

 

ところがここ数年、若い方の自殺が増
えました。

 

 

清水さんは、閉じるどころか新たな自
殺対策の代表となり、日本の自殺対策
を牽引されています。

 

 

厚生労働大臣指定法人

いのち支える自殺対策推進センター

 

 

代表理事としてライフリンク代表の清
水さんが着任されて1年が経ちます。

 

活動内容は、インターネットに載って
ます。

 

研究や検証し、自殺問題に取り組んで
いらっしゃいます。

 

私の場合、夫を亡くしたわけですがお
子さんを自死で喪う親御さんの気持ち
を考えると胸が詰まる思いです。

 

私とは、全く違う苦しみがあるでしょ
う。

 

 

昨年から若い女性の自殺が増えている
と言います。

 

この閉塞感漂うこの国で未来が見えな
い中でもがき苦しんでいる人がいます。

 

 

一方で東京オリンピックに向けて進も
うとしています。

 

安全、安心な平和の祭典と生きる希望
を見いだせない人たちの何たるベクト
ルの違い。

 

何たる意識の違い。

 

感染だけが怖くて開催に反対している
わけではないのです。

 

いま、苦しい渦の中にいる人々とオリ
ンピックがあまりにもかけ離れている
ことに言葉が出てきません。

 

「誰か助けてほしい」

 

死にたいではなくてこの世から消えた
いとよく言われます。

 

それでも根底では、助けてほしいのだ
と思います。

 

これから沢山の可能性に立ち向かえる
若い方々にこの世界がそれなりに良い
もんだと思える世の中になればと思い
ます。

 

それには、沢山のチャンスがある場の
提供と何度でもやり直せる空気感と弱
音を吐ける環境が必要だと思います。

 

弱いところにしわ寄せがくるいまの社
会は、優しくない社会です。

 

お金をかけるところが間違っています。

 

転んでも何度でもやり直しが当たり前
にできる、いま生きている私たちの社
会がそうなってほしいと思います。

 

命は、一人ひとつです。

 

この時代に生まれた私たちが、この時
代に生きて良かったと思えますように。