何でもない日に乾杯！

こんにちは、みやびです。

今日は、母の日です。

お金がないことを理由にずっと母には、
電話だけで済ませてきました。

今年は、次女がピンクの伊予獅子てまり
のアジサイを母の母である祖母にと送っ
てくれました。

花好きの母は、孫娘からの思いもかけな
いプレゼントにものすごく喜んでいまし
た。

父の日、お誕生日など考えてみたらそう
いったイベントを家族でお祝い出来るこ
とが幸せなんだと思います。

苦しいとき、辛いときは、目先のことに
追われて今日が何の日かも考えられない
事もありました。

実際、夫の仕事がうまくいってない時期
は、誕生日を祝うこともなかったように
思います。

商業ベースに乗ることが嫌だなと変に構
えたりする時期もありました。

夫を亡くして、娘たちが巣立ったいま、
一人静かに考えます。

行事一つ一つがとても意味のあることで
それを楽しむことは、とても意味がある
ことなのだと思います。

家族のつながりにもなりますし、古来か
らの行事には、大切な謂れもあります。

特に誕生日は、私たちがこの世に人間と
して呼吸した日でもあります。

記念すべき日です。

生まれなければ良かったという人もいま
す。

この世に絶望しか感じられない人もいま
す。

赤ちゃんは、この世に生まれた絶望を感
じて産声を上げるのだという人もいます。

それでも我が人生。

この世に生まれたことは、奇跡！

ずっと続く、終わりがないなら苦しいけ
れど必ず終わりがある命です。

自死遺族の会で伴侶との出会いが話題に
なったことがあります。

皆さん、嬉しそうに伴侶との馴れ初めを
話されました。

嬉しくて楽しい思い出があります。

悲しい体験だけでは、ありません。

生きている限り、辛い時期、楽しい時期
があり、陰と陽があり、両方から学びが
あり、彩りがあります。

今まで辛いことしかなかったと思う人に
も必ず陽の時期があります。

全ての行事は、時には、面倒くさいこと
もありますが敢えて行う、意識すること
が生きることに繋がる気がします。

誕生日は、今日まで何にせよ生きたとい
う記念すべき日なのです。

母の日・・・。

アジサイを贈られて晴れやかな母の声を
聞いて毎日を大切に生きることを学びま
した。

どんな状況化においても何でもない日に
自分で楽しむ何かを創れたら良いです
ね。

自分の人生のシナリオは、自分でいかよ
うにも書き換えちゃいましょう。

人生は、ドラマと言われますが誰の人生
も映画になる要素はあるのだと思いま
す。

そのタイトルは、何にしましょうか。