運が悪い人

こんにちは、みやびです。

私は、よく自己啓発の本を読んだり、セ
ミナーに参加したりしていました。

そこでよく言われたことが自分を置く環
境が大切であるということです。

コンフォートゾーンとも言います。

居心地の良い場所がコンフォートゾーン
ですが自分を変えたかったらその場所か
ら抜け出しなさいと！

自分の周りの人を足して割ると自分に
なると言います。

いまの環境から抜け出したいのであれば
付き合う人を変えなさい！

いつもと同じ話、いつもと同じ愚痴、い
つもと同じ場所。

そこにいる限り代わり映えのない毎日で
同じ思考でいる限り向上することはない
と言われました。

フムフム、そうかそうか・・・。

いまより、生活のレベルを上げるには、
付き合う人を変えなくては、いけない
・・・。

自分がこうなりたいと思う人と一緒に
いると、その人の考え方が移ってくる
ようになります。

良く例えられる話でコップに水が半分
しかないと捉えるか半分も入っている
と捉えるかによって人生の価値が変わ
ってくると言います。

夫が亡くなって、数年ぶりに会った友
人がいました。

それらのセミナーを一緒に受けていた
当時の友人です。

その友人は、子供を通じてのお付き合
いで子供が成長してから自己啓発セミ
ナーのお誘いを受けて一緒に参加しま
した。

運の悪い人といると自分も引きずられ
てしまう、運の良い人とだけ付き合い
ましょう。

心配をすると念願通り、心配している
ことが起きます。

悪口を言う人は、巡りめぐって自分が
悪口を言われるようになります。

言霊というくらいで発する言葉は、愚
痴でなくてポジティブな言葉にしまし
ょう。

どれも響いたお話でした。

友人に夫が自殺した話をしました。

何年振りかに会うそのセミナー仲間の
友人は、絶句していました。

そして、音信不通になりました。

私の頭の中に運が悪い人と付き合うと
自分も引きずられてしまうとリフレイ
ンしていました。

夫を自死で亡くしている私は、傍から
みて運が悪い人です。

遠ざけたくなります。

その友人の気持ちがわかるので責める
気持ちは、ありません。

いま、私の周りの人を思い出してみま
した。

私の夫が自死したことを知っている人
が大勢います。

それでも離れないでいてくれている人
たちです。

その方たちに感謝しかありません。

私が夫の自死した話をするのは、私、
悪くないよね？がんばっているよね？

褒めてほしい！
認めてほしい！

自己承認欲求でみじめな気持ちを救っ
て欲しかったのかもしれません。

私が逆の立場であればどうだったのだ
ろうかと考えました。

かわいそうだから付き合う？

人の不幸をみて、自分の幸せを確認す
る？

あの人よりましかもしれないと思う？

そんなことを考える自分に驚きました。

そして笑いがこみ上げてきました。

完璧でない、弱い自分でもそれを認め
る自分がいるということです。

私も友人たちを大切にしたいし、愛し
く感じます。

この場を借りて私の周りにいる方々に
ありがとうの気持ちをおくります。

そして、未来の友人たちにもおくりま
す。

一緒に悩んで一緒に考えて一緒に笑い
ましょう。