偏見に考える

こんにちは、みやびです。

秋篠宮家の長女眞子様と婚約者の小室圭
さんのご結婚が延期されて随分経ちます。

私は、このお話については、特に述べる
立場でないのですが報道の中で少し気に
なる点がありました。

お相手の小室圭さんの祖父と父親が自殺
していることについてです。

「皇族の血に自殺した家系の血が入って
良いわけがない」

「自殺した家族をもつ人が皇族の一員に
ふさわしくない」

有識者と言われる方々の様々な意見が飛
び交いました。

果たして眞子様は、小室さんにそのこと
を事前に聞かれていたのでしょうか。

私は、眞子様は、その事実をお知りにな
ったとしても小室さん本人をお好きにな
られていたのでお気持ちは、変わらなか
ったと思います。

ふさわしいかふさわしくないかは、私が
述べることではありませんが考えさせら
れる報道ではありました。

何故なら、私にも眞子様に近い年齢の娘
たちがいるからです。

皆さんに問います。

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あなたの息子、娘が結婚したい相手がい
ると言いました。そのお相手の親がどう
やら自殺しているらしい。

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正直、どのような気持ちになられるでし
ょうか。

子供が好きになった相手なので関係ない
と思われるでしょうか。

大丈夫なのかと思われるのではないでし
ょうか。

親と子供は、切り離して考えようと思っ
ても問題のある家系の子ではないかと不
安になるのではないでしょうか。

事実、私の中にそんな思いはあります。

娘が紹介してくれた彼の親が自殺したら
しいとなると難しい家庭の子かしらとか
彼は、将来大丈夫なのかしらと考えます。

いまの私は、いいじゃない？きっと、人
の痛みがわかる人なんじゃないと言えま
すが。

それでも前の私は、心配になったと思う
のです。

人の心には、様々な偏見があります。

人を好きになったらその本人がどんな環
境で育った人でもどんなことを抱えてい
ても好きに変わりがないと思います。

それでも一般的に問題のない家庭のお相
手を望まれるでしょう。

そんな意味で私の娘たちには、嫌な思い
をさせるかもしれません。

自分のかけている色メガネを外すことが
出来たときに世界は、広がるはずです。

私自身も何十にも色メガネをかけています。

世の中には、様々な価値観を持つ人がい
て一人一人考えは、違いますがそれを認
めなくてもあなたは、そう思うのね・・
・と一旦受け入れることができたらなと
思います。

偏見があるからだめだ！ではなくて人
は、考えが違うことがあるという事実を
認めることができたらと思います。

自死遺族として子供を持つ親としての願
いでもあります。

娘たちに・・・。

大きな悲しみを経験したから今度は、大
きな喜びが待っているよ。

無理に笑顔になれなくてもあなたたちの
優しい心は、大きな宝です。