家族の縮図

こんにちは、みやびです。

２４日の引っ越しに向けてこれから住
むマンションと１１年近く住んでいる
団地を行ったり来たりしています。

団地の部屋で持っていくもの処分する
ものの最終判断をしています。

大切な物は、なるべく直接運びたいの
で先日、亡くなった夫の位牌をマンシ
ョンに持っていきました。

マンションのリビングの一角に神聖な
る場所があります。

だんなさんの亡くなった奥様が写真が
飾られている場所です。

ここには、グラスのお水とキャンドル
が置かれています。

彼女が愛したガラスの飾り棚の上に置
かれています。

アンティークショップで購入されたそ
うです。

亡くなった夫の位牌をその場所に並べ
るのは、違う気がしてゲストルームと
呼んでいる部屋の一角に夫の位牌を置
きました。

娘にお父さんも引っ越したよと写真付
きのメールを送っておきました。

朝、起きたらそれぞれの元の伴侶に水
をあげてご挨拶します。

私は、亡くなった奥様にもご挨拶しま
す。

いつのまにかそうしないと落ち着かな
くなってきました。

最初、私が水を変えるべきなのではと
思いましたが神聖なる朝の挨拶の邪魔
をしてはいけないと思うようになりま
した。

それぞれの元の伴侶に水をあげるで良
いかなと思っています。

昨日、戸籍謄本を取ってきました。

やはり、世帯主のだんなさんの次に亡
くなった奥様が記載されています。

除籍と記されています。婚姻の下に死
亡と記され届出人は、だんなさんの名
前が記されていてとても悲しい気持ち
になりました。

二枚目に私の名前が記載されています。

以前の戸籍の欄に亡くなった夫の名前
がありました。

生まれた時には、全く関係のない４人
の名前が一つの戸籍謄本に載る不思議。

そういえば私の元の戸籍謄本にどう記
載されているのか気になります。

元夫の死亡届人は、私の名前なのか、
何日なのか意識してみた事がないので
見てみたくなりました。

こんな事が思えるようになってきたの
かなと自分の心の変化を感じています。

元夫が使用していたパソコンが残って
います。

処分しないといけません。

さあ、今夜は、引っ越しに向けてもう
ひと踏ん張りです。

悲しくて辛くて見れなかった書類など
もいま改めて見ると感慨深い思いがあ
ります。

戸籍謄本は、人生の縮図です。

そうやってみると一人一人の人生が管
理されていてすごいことだと思います。

一人一人の思いまでは、載せられない
けれど出生を届けた親に感謝すると共
に他人が家族になる縁の深さをあらた
めて思っています。