愛するひとを見送って・・・

パートナーを失ったあなたに前向きに生きるためのサプリメント

人生に祝福を!

こんにちは、みやびです。

 

昨日、無事に入籍手続きをしました。

 

頂いた住民票に私の新しい名字が記載
されて、続柄に「妻」と印字されてま
した。

 

本籍も主人の本籍に変わりました。

 

亡くなった夫と婚姻届を出した記憶が
全くありません。

 

若かった遠い時代の私は、結婚の意味
が良く分かっていなかったように思い
ます。

 

入籍当日は、主人は、リモートでの仕
事がありましたので役所を出てからベ
トナム料理を食べに行ってから家に戻
りました。

 

途中、クレープ屋さんでそれぞれ好み
のクレープを購入して持ち帰りました。

 

昨日は、クレープの日(シャンドルー
ル)

 

聖母マリアのお清めの日」というキ
リスト教の祝日らしいです。

 

フランスでは、毎年2月2日に家族や
友人たちとクレープを食べて祝うのだ
そうです。

 

主人と家族になった記念にクレープを
片手に家のリビングで記念撮影。

 

夕方は、隣町まで歩いて銭湯に入りま
した。

 

その後、商店街の洋風煮込み料理のお
店でワインで乾杯しました。

 

こうして始まった60歳と58歳の再
婚という選択。

 

お互い、伴侶の死を持ってこの道を選
んだのです。

 

どちらも一人で生きてはいけます。

 

しかし、またお互いの伴侶を持つとい
う決心をしました。

 

その日の夜にあらためてお互い向き合
い一生よろしくお願いいたしますと言
い合いました。

 

今日、早速運転免許証の住所と名前変
更しに行ってきました。

 

新しい名前で呼ばれます。

 

生まれ変わったような不思議な感覚が
しました。

 

これからずっとこの名字で呼ばれます。

 

長年、使用してきた亡くなった夫の名
字は、とても珍しい名字で初めて会っ
た方によく話題にされたものです。

 

結婚してない長女が妹も結婚して母も
再婚して私だけがこの名字を守る人だ
と言います。

 

亡くなった夫に初めて名刺を渡された
ときに何てお呼びするのですかと聞い
たことを思い出します。

 

あれから私自身、何度その質問を受け
た事でしょう。

 

面倒くさいその名字も長年使用してい
るとそれなりに愛着がありました。

 

しかし、私は、再婚した主人の名前を
名乗るのがいまは、とても嬉しいです。

 

しっくりきます。

 

思えば、このブログを書き始めた頃に
は、出会っていなかった主人です。

 

主人と出会って何回目の時に私のブロ
グの存在を告げたと思います。

 

主人は、ブログを読んでの感想を何度
かくれました。

 

今更ながらに主人に感謝の気持ちでい
っぱいです。

 

何故なら私に自信を持たせてくれたか
らです。

 

前を向いて生きていて良いのだという
自信。

 

二人の娘を育てたという自信。

 

そして、過去を受け止めて未来に繋ぐ
自信。

 

この自信がこれからの人生に希望を与
えたのです。

 

思えば14年前、途方にくれていた日
々、未来にこんな日が来るとは、思い
もよりませんでした。

 

これからの人生に責任はありますがき
っと乗り越えられると確信しています。

 

私たちの人生に祝福を!