愛するひとを見送って・・・

パートナーを失ったあなたに前向きに生きるためのサプリメント

引っ越ししました

こんにちは、みやびです。

 

皆さま、お久しぶりです。

 

無事、引っ越しが済みました。

 

長年、一人暮らしの気ままな生活に慣
れていたので二人で暮らすということ
に新鮮さはあります。

 

ついこの間まで他人だった主人と夫婦
として暮らすわけです。

 

ましてや私と主人は、恋人としてのお
付き合いの期間がとても短かったので
結婚してからお付き合いを始めている
感覚があります。

 

出会って丁度2年目に結婚しましたが
お互いに異性としてお付き合いする感
覚は長い間、なかったように思います。

 

友人や娘たちにも主人の存在を伝えて
いませんでした。

 

なので娘たちにとっては、あまりにも
突然の母の結婚だったわけです。

 

当の本人たちもまさかこんなに早く再
婚に至るとはと驚いているくらいです
から。

 

言えるのは、人生の流れのタイミング
があるような気がします。

 

主人も私も伴侶と死別してずっと一人
で過ごすことにある種の寂しさを感じ
ていたことが一致したようです。

 

私の母は、私の父と死別してから24
年経ちますが一度も再婚したいと思っ
たことはないと言います。

 

それどころか今更また夫の世話をする
ことは嫌だし一人だと気兼ねすること
もなく好きな事ができると生き生きし
ています。

 

長年書店員として働いてきましたが結
婚と同時に仕事を辞めました。

 

後悔は、全くありません。

 

子育てしながら大黒柱として働いてき
ました。

 

やるだけの事は、やり切った感があり
ます。

 

幸いなことに主人が専業主婦をしても
いいと言ってくれました。

 

朝、起きたらカーテンを開け、コーヒ
ーを豆からいれます。

 

それぞれの天国の伴侶に水を入れ替え
てご挨拶です。

 

二人でゆっくりコーヒーを飲みます。

 

洗濯したり、掃除機をかけたり、一人
暮らしのときもそうしていましたがそ
のあとは、慌ただしく仕事に出かけま
した。

 

いまは、庭の植物に水を撒いたり、ゆ
ったりと過ごします。

 

14年前には、いえついこの間までは、
考えられない生活を送っています。

 

娘たちも休日にそれぞれやってきて、
お母さん、良かったねと言ってくれま
した。

 

自由にさせてくれている主人に感謝で
す。

 

私の死別仲間の友人がまた伴侶を喪う
辛さを経験するのが嫌だから再婚した
くないと言います。

 

その気持ちは、すごくわかります。

 

伴侶を喪う辛さは、経験しないとわか
らないし経験したくないです。

 

私自身、主人と永久に一緒にいられな
いことも理解しています。

 

どちらかがまた伴侶を見送る形になり
ます。

 

私の場合は、亡くなった夫が自死とい
う別れを選び、突然の永遠のお別れと
いうことになりました。

 

再婚した主人とは、どちらが先にこの
世からお別れするかわかりませんが最
後の日まで一緒にいられそうな気がし
ています。

 

まだ二人の生活が始まったばかりでこ
んなことを考える自分に苦笑しますが
これからの人生をゆっくり進み、時間
を大切にしていきたいなと思います。

 

沢山泣いた分、沢山笑って生きていき
ます。

 

これを読んでくださっている皆様の悲
しみがいつか強さという糧に変わりま
すように。

 

心の平安が訪れますように・・・。