愛するひとを見送って・・・

パートナーを失ったあなたに前向きに生きるためのサプリメント

人生で一番大きなストレス

こんにちは、みやびです。

 

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人生で一番大きなストレスは、
配偶者の死だと言われている。
(ホームズとレイ1967より)

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なかでも30代~50代でパートナ
ーを喪った場合のストレスは計
りしれない。

 

なかには、伴侶が病死で長く看
病してやれることはした。とこ
とん話し合ったので悔いはない
と言える人もいるだろう。

 

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私の友人の話である。

奥さんが末期がんで家にいたと
き、ベランダにゆっくりと洗濯
物を干している彼女を見て急に
恐ろしい気分に襲われたという。

 

結婚してから20年以上、ベラン
ダに洗濯物を干す彼女の光景は、
日常のありふれた景色だ。

それがもうすぐ消えてしまうこ
とに自分が消えてしまうかのよ
うな感覚を味わったという。

 

「生まれ変わっても一緒になろ
うな・・・」

 

思わず奥さんに口走ったという。


奥さんは、洗濯物を干していた
手を止めて振り返って彼に向っ
て微笑んだらしい。

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私は、この話を聞いて静かな二
人の時間が持てた友人が羨まし
かった。

 

自死、事故死のように突然死の
場合、お別れの時間が持てなか
ったことに引きずられてしまう。

 

ごく普通の暮らしが強制終了さ
れるのだ。

気持ちの行き場がない。

 

勿論、突然死の方が病死より辛
いのだと言い張るわけではない。

 

ずっと、一緒にいた家族がある
日を境に永遠に会えなくなって
しまう。

声も聞けない。

話し合うこともできない。

 

寂しさは、同じだ。

 

ただ、パートナーを自死で喪う
と遺された妻なり夫のセルフイ
メージが地に落ちる。

 

夫婦なのに伴侶が悩んでいるこ
とに気付けなかった悔しさ、情
けなさ、置いて行かれた思い・
・・。

 

言葉にならない気持ちが押し寄
せる。

 

また、別の死別仲間の友人が奥
さん亡くしてから何のために働
くのかわからなくなったという。

 

喪失と立ち直りの間で揺れる時
間を乗り越えるには、同じ経験
をした仲間と語り合うのが良い
と思う。

 

時間が解決するからと何度言わ
れただろうか。

 

時間が経てばまた別の感情が湧
いてくる。

 

寂しい・・・

淋しい・・・

さみしい・・・

 

これらの気持ちをじっくり受け
止めて、必要があれば誰かに気
持ちを吐こう。

 

悪いけどただ聞いてほしいと。

 

大丈夫!

 

あなたは、一人でない。