苦しみから逃れられる方法

こんにちは。

みやびです。

私が主人を自死で喪ってから
読み漁った本の中で特に助け
られた本について書きます。

死を語るには、あまりにも有
名なお二人の著書です。

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死ぬ瞬間（E・キューブラー
・ロス）

死とどう向き合うか（アルフォ
ンス・デーケン）

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死ぬ瞬間では、死の宣告を受け
た患者が辿る5段階の症状につ
いて書かれています。

第一段階、否認と隔離
第二段階、怒り
第三段階、取り引き
第四段階、抑鬱
第五段階、受容

（「死ぬ瞬間」E・キューブラ
ー・ロスより抜粋）

死の宣告を受けた患者が自分の
死を受け入れるまでの変容が記
されているのですがこれは、死
の宣告を受けた患者の家族の5
段階でもあるように思います。

そして、私たちが大切なパート
ナーを亡くしてから死を受け止
める変容にも通ずるように思い
ます。

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死とどう向き合うかにも段階が
記されています。

①精神的打撃と麻痺状態
②否認
③パニック
④怒りと不当惑
⑤敵意とうらみ
⑥罪意識
⑦空想形成、幻想
⑧孤独感と抑うつ
⑨精神的混乱と無関心
⑩あきらめー受容
⑪新しい希望ー
　ユーモアと笑いの再発見
⑫立ち直りの段階ー
　新しいアイデンティティの
　誕生

（「死とどう向き合うか」
アルフォンス・デーケンより
抜粋）

こちらは、遺された人の悲嘆の
プロセス12段階の症状です。

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私は、偶然にも主人が亡くなる
数年前にこの２冊を購入してい
ました。

（何で購入していたんだろう・
・・）

そして、主人が亡くなり、怒涛
の日々を過ごす中で本棚からこ
れらの本を見つけて貪るように
読みました。

いま、私は、どの段階だろう、
もう少ししたら次にいけるか
・・・。

何でもいい！
誰かこの苦しみから逃れられる
方法を教えてくれ！

夢なら覚めてほしい！
これ、現実？
嘘だ！嘘だ！嘘だ！

主人が亡くなって間もないころ
は、何を食べていたのか睡眠が
取れていたのか覚えていない。

主人の13回忌を終えた今、思う
ことがあります。

悲嘆のプロセスですが未だにい
ったりきたりしているところが
あります。

それは、私のバイオリズムにも
関係があるのかも知れません。

そしていま受容は、こうあるべ
きだということに捉われないこ
とにしました。

主人が亡くなったのは、主人の寿
命だったのだと。そして、自殺し
たパートナーを受け止めること。

それが私の運命だったということ
かもしれません。

あれ？これが受容なのかもしれま
せんね。

いま、最初の段階の方がいらしゃ
いましたらあなたは、孤独ではあ
りません。

きっと、大丈夫・・・。