愛するひとを見送って・・・

パートナーを失ったあなたに前向きに生きるためのサプリメント

1人で生きる覚悟

 

こんにちは、みやびです。

 

私は、あと数年で定年を迎えます。い
ま、アルバイトをして生計を立てていま
す。

 

定年後は、新たな仕事を探さなければな
りません。

 

60歳からの女性が出来る仕事は、何が
あるでしょう。

 

夫が生きていたらと過ります。

 

自分自身、夫が亡くなっても自立できる
一生モノの資格、仕事を選ばなかった自
分を責めたこともありました。

 

いまからでも遅くない、何か資格取得し
てずっと出来る仕事を探さなくてはと焦
り、ある講座に申し込みました。

 

不安から行動すると軸がずれていきます。

 

本当は、やりたくないことなのに社会貢
献になるからと自分を無理やり納得させ
ていました。

 

1人で颯爽と生きる自分を思い描いてい
ました。

 

夫に死なれたかわいそうな私とさよなら
して前だけを向いて生きるんだ!

 

ポジティブな仲間とだけ一緒にいて後ろ
向きな人とは一切かかわらないようにし
ようと意気込んでいました。

 

大変な経験を乗り越えて颯爽と生きる私
は、かわいそうな人たちを救うのだ!!
等と思っていました。

 

お金を稼ぐことは、悪いことではありま
せん。

 

お金に翻弄されて夫は、自らの命を絶っ
たかもしれませんがお金そのものは、悪
でも何でもないのです。

 

むしろ、お金を稼ぐことは、とても重要
なことだと私は、思います。

 

人道的なことを行うにしてもお金がとて
も必要です。

 

私は、過去にホスピスでボランティア活
動したくて上智大学の社会人枠で勉強し
ました。

 

最後の授業にシスターに言われたことで
思い上がった自分を知りました。

 

ホスピスにほしいのは、何か提供出来る
です。

 

例えば、音楽を奏でられる人、

語学が堪能な方、

心に余裕のある方・・・つまり生活にゆ
とりがある方だと解釈いたしました。

 

末期がんの方等と毎日過ごされているシ
スターのお話は、きれいごとでなく真に
必要な事を伝えられました。

 

大学で学んでいたはずなのに私は、また
人を救えると勘違いしたのです。

 

人を救う仕事でお金を稼ぐことは、悪い
ことではありません。

 

自分の心が本当の意味で癒されていなく
て寂しさと理不尽な思いを抱えたままビ
ジネスとしていくことに抵抗を感じたの
です。

 

 

さて、今後は、どうやって生きていきま
しょうか。

 

かわいそうな私とさよならしてと思うこ
と自体、過去を思い切り意識して引きず
っている自分に気づきました。

 

無理やり、夫のことがなかったことには
できないのだから事実を受け止めて、
私、大変だったねと受け止めようと思い
ました。

 

頑張った私は、えらい!えらい!

 

そこから始めようと思います。