愛するひとを見送って・・・

パートナーを失ったあなたに前向きに生きるためのサプリメント

当たり前は奇跡

こんにちは、みやびです。

 

先日、人気ブロガーのせせらぎさんの本
を購入しました。

 

「旦那が突然死にました」

 

帯に今日、大切な人が死んだらどうしま
すか?

 

当たり前は奇跡だとあって書店で思わず
中身も見ずにレジへ直行しました。

 

イラスト満載でというよりコミック形式
で旦那さんを亡くしてからの日々が綴ら
れています。

 

小さな男の子二人を遺されて若くして旦
那さんを亡くされたせせらぎさんの心情
がすごくよくわかりました。

 

私よりかなりお若いし、結婚4年目とい
うこともあるし、お子さんが小さいので
私よりはるかに辛いでしょう。

 

最後のページにお二人の写真が載ってい
ます。

 

結婚式のお写真かな・・・。

 

せせらぎさんは、まるでモデルさんのよ
うに素敵な女性です。

 

旦那さんもとても優しそうな素敵な方で
す。

 

目次の言葉一つ一つに共感させられます。

 

人は、いつ亡くなるのか本当にわかりま
せん。

 

結婚するとき、お互いに年寄りになるま
でずっとずっと一緒にいられると思いま
す。

 

結婚したらもう一人ではないという絶対
的な安心感に包まれました。

 

旦那さんが亡くなって、また以前の一人
に戻るだけなのだが独身の時と違う自分
がいます。

 

それは、子供がいるから、子供に対して
の責任感がどしっと自分の肩にのしかか
るというのもありますがそれだけではな
い心細さを感じていました。

 

それは、やはり、ずっと二人でと思って
いた鎖が外され一人になってしまったと
いう思いから結婚前と違う感情でした。

 

子供の事で悩んだ時、仕事の事で辛かっ
た時、私自身が病気になった時、心の中
で叫びました。

 

「おーい!」

「おーい!」

「・・・・・・」

 

返事がありません。

 

全て一人で解決しなくてはならないのだ
とわかっているのですが誰かに子供のよ
うに抱きしめてもらいたい時もありまし
た。

 

私の場合、次女が受験生であったので試
験に向けての日々を過ごせたことが良か
ったのかもしれません。

 

保護者会、三者面談の日々が私を日常に
戻したのかもしれません。

 

せせらぎさんの本に出会い、忘れていた
日々を思い出しました。

 

いま、傍ににいる家族、友人、職場の人
ともずっと一緒にいられるわけでないこ
とを普段は、全く意識しませんが必ず、
お別れする時がやってきます。

 

いま、当たり前と思っている日々が実
は、かけがえのないキラキラした時間
であるのです。

 

いつも寄るスーパーのレジの人、いつも
見かける電車の中の人たちも当たり前の
光景のように思うけれど、この人生で出
会った奇跡の人たちなのです。

 

いつかは、このメンバーも入れ替わり、
時は、過ぎていきますが確実にこの時代
で出会った皆さんにありがとうです。

 

当たり前は奇跡。