思い出の軽井沢（私の第２部）

こんにちは、みやびです。

先週、軽井沢に日帰りで行ってきまし
た。

私の結婚記念日です。

３６年前と同じく紅葉がきれいで記憶
の彼方にあった光景が目の前に現れま
した。

軽井沢高原教会。

挙式中だったので教会には、入ること
が出来ませんでしたが少し離れた場所
から教会を見ることが出来ました。

隣接するホテルに続く道をみて３６年
前の挙式に向かう私を思い出しました。

ウエディングドレスを着た私がタキシ
ード姿の夫と歩いています。

そのあとを伯父や伯母が歩いて友人た
ち、兄弟、そして若かりし両親が列を
作っています。

あの日と同じような晴天で１１月の割
には、寒くなく赤と黄金色の紅葉の中、
結婚式を挙げました。

落ち葉清掃している方にこちらで挙式
を挙げたのですと伝えますと「お帰り
なさいませ」と言われました。

３６年前の教会周辺は、ホテル以外に
何もなく素朴な森の中でしたが現在は、
軽井沢ハルニレテラスを中心に星野リ
ゾートのお洒落な一帯になっていまし
た。

午後からは、軽井沢「森の音楽祭」が
行われる軽井沢倶楽部、有明邸に行っ
てきました。

第１部が佐原敦子さんのヴァイオリン
ソロコンサート、第二部が中川座オペ
ラによる名曲コンサート。

コロナの自粛で昨年は、開催されずに
２年ぶりのコンサートです。

主催者の高山さんが５月にチケットを
売り出し、一人もキャンセルがなかっ
たと仰いました。

それだけ皆さんがこのコンサート開催
を信じ続け待ちに待って集まったので
す。

第二部のオペラコンサートは、１６時
から始まりました。

会場の有明邸の窓からは、はなれ山が
見えます。

夕日が紅葉で埋め尽くされたはなれ山
を包んでいます。

はなれ山の紅葉が黄金に輝いています。

そして「あなたの声に私の心は開く」
のアリアが歌われました。

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もう一度あの時の誓いを　私が愛した
この誓いを私の愛に応えてください。

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自然に涙が出ました。

軽井沢の自然の美しさと歌い手の心か
らの歌声が重なり合って胸が震えまし
た。

色んな事があったけれどもいまここに
いる巡り合わせに素直に感謝しました。

永遠の愛を誓ったあなたは、３６年後
ここにはいません。

それでも私は、生きていま新しい気持
ちでここに来ています。

とても清々しい気持ちです。

それは、まるでこの年にここに来るこ
とを予定していたかのような不思議な
感覚を覚えました。

人生は、続く・・・。

新たな気持ちで生きていこう。

導いてくれてありがとう。