愛するひとを見送って・・・

パートナーを失ったあなたに前向きに生きるためのサプリメント

自由を前にして

こんにちは、みやびです。

 

私は、44歳の時に夫を亡くしました。

 

人生100年時代と言われますが伴侶
とお別れした年齢が早かったなあと思
います。

 

夫との結婚生活は、21年です。

 

彼がいなくなって今年で14年です。

 

あっという間に月日が経って、彼と暮
らした年月よりも一人で暮らした年月
の方が長くなっていくのだなと感じま
す。

 

無我夢中の子育ての時期もありました
が過ぎてみればぎゅっと詰まった思い
出の一つになっています。

 

 

娘たちがそれぞれ家を出て行って私一
人で暮らしていると何のために生きる
のか考えてしまいます。

 

ここでなくてもどこにいってもよいの
です。

 

何をしても良いのです。

 

自由なのです。

 

自由・・・。

 

果てしもなく自由・・・。

 

誰にも縛られないのです。

 

 

自分の生活のために仕事をします。

 

生きるために食事をします。

 

夫がいたら何らかの話をしたりして過
ごしていただろうと思います。

 

 

今は、一人の時間を本を読んだり、ユ
ーチューブを観たり、曲を聴きながら
床を磨いたりしています。

 

80を過ぎた一人暮らしの母に何をして
過ごしているのかを尋ねたことがあり
ます。

 

田舎なので車をまだ運転しています。

 

海を眺めにドライブして、ついでに海
鮮物を購入したり、山の上にある日帰
り温泉に行ったりしているそうです。

 

或いは、図書館に行って雑誌を読んだ
り、公園に寄ってスタバでコーヒーと
ドーナツを食べたり、水族館でペンギ
ンを眺めたり。

 

それらは、全て一人で行動していると
言ってました。

 

1人の方が自分のペースで動けるので
気楽なのだそう。

 

演劇部に所属しているので練習日があ
ったり、踊りの稽古をしたり、卓球を
したり、料理教室にも通っているらし
いのですがその時は、仲間との交流を
楽しんでいるようです。

 

健康だから一人でもメリハリを持って
生活しているのだと言います。

 

娘としては、ありがたいなと思うと同
時に母には、かなわないなあと思いま
す。

 

今度、パターゴルフにも挑戦すると言
ってます。

 

それに比べて私は、趣味らしきものを
持たないなあと感じています。

 

これから良い季節なのであちらこちら
に出かけようかなと思っていたら東京
は、どうやら緊急事態宣言がまた出る
ようです。

 

このコロナの件は、確かに日本中を憂
鬱にしている原因です。

 

 

しかし、コロナが収まっとして、さあ
!何をする?

 

1人で生きていくとは、なんぞや。

 

 

なぜ、ここにいる?

 

膨大な自由に押しつぶされないよう。

 

特別な事を考えずに充実した時間を過
ごさなければいけないと考えずに肩の
力を抜いて過ごすことを考えます。

 

先ずは、自分のために生きること。