愛するひとを見送って・・・

パートナーを失ったあなたに前向きに生きるためのサプリメント

明日、死ぬとしたら

こんにちは。みやびです。

 

 

今日で記念の50回目の投稿です。

 

正直、あの日の事を書くことにしんどい
時もありました。

 

逆に薄れていて曖昧な記憶になっている
事もありました。

 

12年前、自分の人生に起きたありえな
い出来事・・・夫の自殺ということを受
け入れるのにかなりの時間がかかりまし
た。

 

私の場合、保険もなく、親類に借金を返
済しなければならずに生活困窮家庭とな
ったことが生きる原動力となった気がい
たします。

 

次女が学校で入る保険があるのですが学
校で事故にあった時のための保険、一年
間の支払いが確か一万円だった気がする
のですが任意の保険でしたので中学3年
の時は、その保険に入りませんでした。

 

その保険は、親が亡くなったら100万
支給される保険でした。

 

その保険に加入していなかった事実に気
が付いた時にむくりと私は、起き上がり
ました。

 

弱っているひまはない。

 

そして今日まで生きてきたけれど・・・。

 

笑うことも出来るようになりましたが。

 

 

しんどかったです。

 

 

******************

いま、生きているのが辛い方へ。

******************

 

自分以外の人がみんな幸せそうに感じる。

 

表面では、笑っていても心は、いつも寂
しくてたまらない。

 

何のために生きるのか。

 

日々は、死に向かっているいるというの
に何故、生きる意味があるというのか。

 

明日、死ぬとわかっているとしたら誰と
いたいだろうか。

 

もし思い浮かぶ人がいるならば幸せだ。

 

悲しいのは、最後の日に一人だというこ
と。

 

人は、生まれたときも死ぬときも一人だ
という。

 

確かにそうかもしれない。

 

死ぬタイミングで一人で逝かなくてはな
らないこともある。

 

そうじゃなくてそうじゃなくて・・・!

 

明日、死ぬとわかっている。

 

その時に一緒にいられる人がいたら。

 

怖くない。

 

手を取り合ってその時を迎えるだろう。

 

怖いのは・・・。

 

明日、自分が死ぬとわかっていて、明日
も一人だということ。

 

夫は、一人で逝ってしまった。

 

世の中に沢山の人がいるのに・・・。

 

どれだけの絶望感だっただろう。

 

息を引き取る寸前に何を見たのだろう。

 

何を感じたのだろう。

 

いま、私は、その時の夫を抱きしめたい。

 

ごめんね。

 

ごめんね。

 

 

いま、一緒にいられる人を思い描けなく
なっている人がいたならば。

 

人生は、孤独との戦いかもしれない。

 

人に、心の内を打ち明けることより、死
んでしまった方がよほど楽かもしれな
い。

 

でも、私たちは、生まれてきた。

 

必ず死ぬ運命を持って。

 

必ず死ぬんだよ。

 

だったらその運命の日までこの人生を生
きてみない?

 

確かに苦しいし寂しいししんどい。

 

自分が死んでも世界は、昨日と同じよう
に回り続ける。

 

窓から見えるこの木は、私が生まれる前
からそこにいる。

 

春が来て

夏が来て

秋が来て

冬が来て

 

その繰り返し。

 

私が死んでも変わらない。

 

こんな無常な人生を私たちは、生きてい
る。

 

普段は、いつか死ぬことを忘れている。

 

愛しいあの人とも

大嫌いなあの人とも

さようならだ。

 

喜びも

憎しみも

悲しみも

消えてしまう。

 

生きているこの時間は、限りがある。

 

生まれてきたから

生ききってみよう。

 

絶望しか感じられない時

 

あなたと同じように絶望の中にいる
人がいること思い出してほしい。

 

そんな人の力になれるかもしれない。

 

いますぐでなくても。