愛するひとを見送って・・・

パートナーを失ったあなたに前向きに生きるためのサプリメント

人の優しさに生きて

こんにちは、みやびです。

クリスマスが過ぎると一気に年末モード
ですね。

スーパーに仕事帰りに寄ったらもうクリ
スマスの飾りつけが外され、おせち料理
の材料が並べられていました。

 

受験生にとっては、大切な時期ですね。

次女の受験を思い出します。

 

主人が亡くなったのは、次女が中学3年
の9月です。

 

主人が亡くなってから引っ越しして、自
分の部屋がなくなり、落ち着かない生活
になりました。

 

主人が発見されて二日後、次女が通って
いた個人塾の先生から電話が来ました。

 

主人が行方不明になってから次女は、塾
は、お休みしていました。

 

私は、塾の先生に主人が亡くなったこと
を伝えました。

 

そして、もう塾には、通えないのでやめ
させますと言いました。

 

先生が「2年生の時から通ってくれてい
ていまが一番大切な時期です。お月謝
は、要りませんので明日から来させてく
ださい」と言ってくださいました。

 

次女に伝えると行くと言いました。

 

本当にありがたい申し出で次女は、異常
な時期を乗り越えることが出来ました。

 

学校見学の時期が終わりましたが次女の
目指している都立高校に直接、連絡して
見学させてもらえることになりました。

 

季節は、12月。

 

私と次女で希望の高校の見学に行きまし
た。

 

学校内をなんと副校長先生が案内してく
ださいました。

 

色々な教室、施設を廻り、最後に音楽室
に行くと管弦楽部の生徒さんが練習に励
んでいました。

 

バイオリンを見て、次女がやってみたい
な・・・とぼそり呟きました。

 

それを聞いた副校長先生が「うちの管弦
楽部は、優秀ですよ。是非、入部してく
ださい。お待ちしてますよ」と言ってく
ださいました。

 

さて、数か月後、次女は、見事に希望の
高校に合格して管弦楽部に入部したので
す。

 

そして、高校デビューのバイオリンを始
めました。バイオリンは、私の友人が使
ってと貸してくれました。

 

私も次女も色んな人に助けられて生きて
きました。

 

主人が亡くなったことは、大きな悲しみ
でしたがそれを超えるくらいの人の優し
さに出会いました。

 

お父さんが亡くなり、悲しみの中で娘
は、頑張ってくれたと思います。

 

娘を励ましてくれた皆様に感謝いたしま
す。

 

人は、やはり人の愛情を受け取って、生
きていけるのだと思います。

 

辛いときに辛いと言って良いと思います。

 

辛いことが悪いのでなくて辛いと言えな
いことが問題なのです。

 

私たちは、縁があってこの世に生まれま
した。

 

小さな幸せを大切に集めていきましょう。