愛するひとを見送って・・・

パートナーを失ったあなたに前向きに生きるためのサプリメント

白いバラと命日

こんにちは、みやびです。

 

今日は、夫の命日です。

 

多分・・・。

 

いや、違う。

 

死亡診断書には、今日の日付が記載さ
れています。

 

夫のケータイを見ると翌日のメールを
確認した痕跡が残っているので実は、
死んだのは、26日だと思います。

 

9月26日は、私の父の命日でもあり
ます。

 

不思議な事ですね。

 

明日、娘二人と夫のお墓参りをします。

 

 

命日が日曜日で娘たちと揃ってお墓参
りできるのは初めてかもしれません。

 

今日、仕事帰りに花屋で白いバラを沢
山買ってきました。

 

明日、お墓に供えます。

 

本当は、菊を飾るべきでしょうがこの
白いバラに目が奪われました。

 

 

もしかしたら飾ってはいけない意味が
あるかもしれません。

 

でもいい加減な私は、良しとします。

 

ブログの1投目を読むとあの大変な日
を思い出します。

 

あの日から14年が経ちます。

 

行方不明になって警察から連絡があっ
たのは、10月3日。

 

10月3日までざわざわした日が続き
ます。

 

なので少しでも楽しいことを入れます。

 

明日は、お墓参りの後、フレンチをコ
ースで頂くランチを予約いたしました。

 

老舗のフランス料理のお店です。

 

長女の誕生日祝いを兼ねます。

 

私たち親子3人は、あの日から色んな
事を乗り越えてきました。

 

神は、私にこの人生を与えました。

 

この試練から何かを学ぶようにという
ことならば何と過酷な日々をお与えに
なったのでしょうか。

 

それでも14年経ったいまは、確かに
学ぶことがあったと確信出来ます。

 

沢山の人の愛、それに対する感謝の気
持ち、自分の心の在り様など。

 

娘たちとの親子の絆を超えた、大切な
縁も感じています。

 

娘たちのお父さんという存在が隠さな
ければいけない存在と死になって、ま
た、弱い男性なのだというイメージが
つき纏います。

 

レストランで豪快に支払ってくれるお
父さん。

 

どんなときも笑わせてくれる面白いお
父さん。

 

花嫁をエスコートするお父さん。

 

そして泣くお父さん。

 

そんなお父さんは、どこにもいません。

 

14年前に消えてしまいました。

 

それでも私たちの中には、お父さんが
存在しているのです。

 

 

わりとイケメンだった夫には、白いバ
ラが似合うのです。

 

少しでも娘たちに夫に対する思いが悲
しいままでないように祈ります。

 

14年目の夫の命日が楽しい日になる
といいなと思っています。

 

この世に縁があって家族となった私た
ち。

 

やはり、出会えてよかったと伝えたい。

 

一緒に過ごせてありがとう。

 

そして、娘たちには、これからもよろ
しくねという思いを思いきり伝えます。

 

1人きりで過ごす命日にて。