愛するひとを見送って・・・

パートナーを失ったあなたに前向きに生きるためのサプリメント

もう自分を許しましょう

こんにちは、みやびです。

 

あるセミナーで出会った男性とお話す
る機会がありました。

 

年齢は、私と同年代です。

 

最近、奥さんとうまくいってないと言
います。

 

息子さんと娘さんとも話す機会が少な
くなったと仰います。

 

死にたくなる時があるよとその男性は、
言いました。

 

私が死ねば妻は、少しは、泣いてくれ
るかなと言いました。

 

私は、何だかイラついてきて私の主人、
自殺したけど遺された家族の事を考え
てないなと思いましたよと言いました。

 

色々な格闘があったことなど言いませ
んでした。

 

その男性は、とても驚いたようでした
が堰を切ったように色々お話されまし
た。

 

私は、それに対して暫く頷いて聞いて
いましたが最後に私なりの意見を申し
上げました。

 

 

その男性は、俺が死んでも妻は悲しま
ないのだと知りました。

 

死ぬのは、馬鹿らしいですねと捨て台
詞?を言われてお別れしました。

 

 

夫がこの男性のように私を悲しませよ
うと思って死んだはずがないと思いま
す。

 

その男性に私は、妻として一見冷たく
思われ、誤解されたように思います。

 

あなたが死んでも悲しくも何ともない
から死んでも無駄よと思われたとした
ら申し訳ないけれど逆にその男性を救
ったのだと思うようにしましょう。

 

本当は、夫の死により頭がおかしくな
るくらいに苦しんだこと、辛かったこ
とを伝えたかったのですがその男性に
は、私が怒っているように捉えられた
のでしょう。

 

あなたが死んだらどんなにか遺された
家族は、悲しむか説明をする気力は、
私には湧いてきませんでした。

 

それは、実際に亡くなった夫が私を悲
しませようとしてわざと自死したと言
われたような気がしたことに対しての
反発でありました。

 

また、それを認めたくない気持ちもあ
りました。

 

その男性に怒りさえ沸き上がり心を抑
えるのに必死でした。

 

結婚していても、お互いのエゴがぶつ
かり反発しあうこともあるでしょう。

 

励ましているつもりが逆にプレッシャ
ーをかけてしまっている時もあるかも
しれません。

 

いま、伴侶に先立たれてあの時、もっ
とこうしていればとかあんなこと言わ
なければよかったと後悔している方が
いらっしゃるかもしれません。

 

それは、本当に辛いことです。

 

もっと、優しくすればよかった、とこ
とん向き合うべきだったと身を切る思
いでいる方もいるでしょう。

 

私も沢山、後悔して肩がパンパンにな
りました。

 

身が縮む思いをしていました。

 

 

でも仕方なかったと今は思います。

 

どんなに応援しても本人が自分で切り
開くしかなかったのです。

 

遺された私たちは、自分を守りましょ
う。

 

もう、責めるのは、やめて自分を許し
ましょう。

 

自分を抱きしめましょう。

 

ぎゅっと!