愛するひとを見送って・・・

パートナーを失ったあなたに前向きに生きるためのサプリメント

長女の休職

こんにちは、みやびです。

 

今日は、晴れてカラッととした天気でし
たが先週は、どんより曇りや雨の天気で
気持ちが沈む日々でした。

 

そんな先週に長女から3週間会社を休職
することになったと連絡が入りました。

 

週に1度だけ出社して残りの4日間は、
リモートワークという勤務体制です。

 

家にいるのに何故?と一瞬思いましたが
家にいるからこそ仕事と生活の区別がな
くなっているのだと思いました。

 

仕事に終わりがなく朝まで仕事をしてい
たそうです。

 

過食症も薬が効き、収まったと報告を受
けていたので私は、すっかり安心してい
た矢先の出来事でした。

 

引っ越しして1か月です。

 

念願の田舎暮らしです。

 

部屋も以前に比べて広くなり、あんなに
喜んでいたのにまた鬱病になったのでし
ょうか。

 

報告を受けてから週末に食べ物を持って
尋ねるからと言ったら来ないでほしいと
言われました。

 

気分転換に温泉でも行かないかと誘った
らそんな元気があれば休職しないのがわ
からないかと言われました。

 

部屋から一歩もでてないという。

 

食べ物は、配達を頼んでいるという。

 

食料を送ると言うと要らないと言う。

 

全て否定されました。

 

そして、衝撃の一言が返ってきました。

 

「自分が安心したいだけでしょう」

 

愛する娘からの悲しい言葉に奈落の底に
落ちる気分がしました。

 

ネットで休職中の事を調べました。

 

鬱病になっているときは、とにかく一人
になりたい。

 

 

そもそも過食症というのは、鬱の一種で
あると記されてました。

 

 

がんばれと励まさないということは、よ
く知られています。

 

鬱病は、甘えでないことも理解していま
す。

 

家族が気分転換にどこかへ連れ出そうと
するのは、逆効果だということです。

 

娘を信じて離れて見守ることが大切だと
頭では理解しているのですが夫の事が心
に過るのです。

 

鬱で一人でどこにも出かけず、誰とも交
流がなく慣れない土地で娘は、どうして
いるのだろうかととてつもなく心配にな
るのです。

 

私が安心したいだけで娘のことを思って
ないのだろうか・・・。

 

いや、絶対にそんなことはありません。

 

娘の小さなときの笑顔が浮かびます。

 

生まれた時の喜びが思い出されます。

 

お父さんの自死という悲しい体験が娘の
心に何らかの影響を与えている。

 

あのとき娘は、本当に頑張って私を助け
てくれたのです。

 

人生は、苦しくて、辛いことばかりから
抜け出すには、どうしたら良いのだろう。

 

私の手元に一冊の本があります。

 

「子は親を救うために「心の病」になる」
精神科医、高橋和巳著

 

第2章は、摂食障害について書かれてま
す。

 

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母親の我慢が強いと、娘はその我慢を学
び取り、その通りに生きようとする。

 

我慢は何かというと、感情を表現する事
の我慢である。

 

辛い、楽しい、苦しい、嬉しいなどの気
持ちを抑制していき、やがてバランスを
崩していく。

 

辛い生き方を背負っているとその怒りの
部分だけが強くなって、他の穏やかな感
情が相対的に抑制されてしまう。

 

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長女は、ずっと頑張ってきたのだと思い
ます。

 

「ごめんね」というともっと頑張ってし
まうので「ありがとう」と伝えてみる。

 

鬱病は、希死念慮があります。

 

計画性のない咄嗟にこの世から消えたい
思いが怖いのです。

 

ちょっと楽になりたい気持ちが怖いので
す。

 

 

長女に心から伝えたい。

 

ずっとありがとう。