愛するひとを見送って・・・

パートナーを失ったあなたに前向きに生きるためのサプリメント

伴侶自死の会

こんにちは!みやびです。

 

前回のパレット倶楽部の続きです。

 

伴侶を30代から60代という年齢で
亡くす経験をした男女が集まり、食事
しながら色々おはなしをする会の天国
組は、とても人気で何度も参加される
方がいらっしゃいます。

 

私自身も3回参加いたしました。

 

因みにパレット倶楽部では、バツイチ
の会もあります。地上組というそうで
す。

 

最初、パレット倶楽部は、パートナー
と別れた方を対象に交流会を開催され
ていたようです。

 

バツイチの方、死別の方関係なく集ま
っていたようですが次第にバツイチの
方と死別の方を分けてほしいとどちら
からともなく要望が出てきたというこ
とです。

 

死別の方が辛いということでなく離婚
という経験も大変な辛さだと思います。

 

しかし、同じ体験をした者同士の方が
お互いの気持ちが分かりあえることが
あるでしょう。

 

パレット倶楽部では、天国組の開催が
多くなったとお聞きしました。

 

世の中にこんなに若くしてつれあいを
亡くす方がいらっしゃるのかと主催者
の林さんは、驚かれたそうです。

 

次第にビジネスとしてよりパレット倶
楽部の運営が自分の生きがいになって
いったそうです。

 

伴侶を喪うと孤独に陥ったり、家に籠
ったりしがちになりますが同じ伴侶を
喪った者同士で心の交流をすることが
生きる力になったりするのです。

 

そんな天国組の会を何年か続けてこら
れた林さんに自死遺族の会はあっても
伴侶(夫や妻)を自死で亡くした方だ
けの集まりはないのでパレット倶楽部
で企画してほしいと要望があったそう
です。

 

林さん自身、遺族ではないので模索し
ながら何度か定期的に伴侶自死の会を
開催されています。

 

最初、プロのカウンセラーをお呼びし
て開催されたそうですが現在は、同じ
自死遺族がお茶を頂きながら自由に話
す形式にしていらっしゃいます。

 

勿論、話したくない方は、話さずに話
される方の聞き役になっています。

 

私も1度参加しましたが男性4人、女
性7名だったと思います。

 

皆さん、周りに話せない中、同じ立場
の者同士の安心感から殆どの方が胸の
内をお話しされます。

 

自死した伴侶と別れた年数、生前の関
係、子供の有無によって伴侶に対する
思いは、お一人お一人違いがあります。

 

私の以前のブログ「同じ経験をした私
たち」の中に登場する友人は、この場
で出会いました。

 

この自死の会で目の前に座っていた彼
女とその後も連絡を取り合って鎌倉に
も日帰り旅行しました。

 

一見、私たちは、そんな大変なことを
経験したように見えないかもしれませ
ん。

 

どこにでもいる普通の人です。

 

それでも共通して感じるのは、何故、
伴侶は、死んだのだろうという思い
を抱きつつ生きているということで
す。

 

男性は、妻を守れなかった思い、女性
は、置いていかれた思いを本当は、胸
を掻きむしって狂うほどの思いに蓋を
して生きている気がします。

 

どうして!

 

どうして!

 

同じ思いを抱えた男女が集まって話を
することは、悲しみにくれるだけで終
わることになるかもしれません(時に
それも大切なプロセスではあります
が)。

 

主催者の林さんは、「前向きになるた
めに努力していることはありませんか
?」とさらりと矛先を変えてくださっ
たり。

 

私は、最近は、天国組の会、自死の会
に参加していません。

 

それなりに時間が経ち、自分なりの生
き方を考えられるようになってきたか
らでしょうか。

 

あのとき、参加させて頂いて良かった
と思います。

 

友人ができたこともそうですが自分の
ことを少し俯瞰してみることができた
ように思えるからです。

 

それでも一度、閉じた悲しみの重い蓋
は、いまだに完璧に開けきることが出
来ません。

 

このブログが終わるときに開けられるこ
とを信じて綴ります。

 

パレット倶楽部の林さん、お世話にな
りありがとうございました。

 

天国組の会、伴侶自死の会を作ってく
ださってありがとうございます。

 

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いま、愛する人と別れたばかりの方へ

 

息をするのも苦しかったり、肩がパン
パンだったり、眠りが浅かったり、明
け方が特に辛かったりするでしょう。

 

不安に押しつぶされそうだったり、怖
かったり、涙が溢れたりするでしょう。

 

しなくてはならないことが沢山あるの
にぼうっとしたりするでしょう。

 

少しずつ、少しずつで良いのです。

 

私は、夫を亡くして間もない頃、突然
仕事中にもう男物の下着を洗って干す
こともないのだなと思った途端に涙が
溢れてしまったことがありました。

 

情緒不安定になっていました。

 

無理に乗り越えようと考えないでくだ
さい。

 

自分を思いきり甘やかしてください。

 

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